学習塾と予備校の違いとは?

勉強する子供
中学や高校、大学へと進学をする際に、受験を経験される方は少なくないでしょう。
学校での勉強だけでは受験に合格をすることが難しい学校もたくさんあります。
そういったことから、受験に合格をすることを目的として学習塾や予備校に通うというのが、今では当たり前になっています。
学習塾と予備校というのは、勉強をする場所いう点では共通をしていますが、実は大きく違いがあることをご存知でしょうか。
受験に合格をするために学習塾や予備校に通うことを検討したときに、学習塾と予備校との違いを知っておくことは無駄ではないことと言えるでしょう。

学習塾と予備校の大きな違いは、指導をする生徒の対象と生徒人数の規模にあります。
学習塾の場合は、1クラスあたりの生徒の人数は多くても20人程度というのが一般的です。
比較的少人数でのクラス編成が行われており、指導する講師に対して質問などもしやすい環境となっています。
学習塾が展開をしているクラスは、基本的には小学校と中学校に通う生徒が対象となっています。
つまり、中学受験と高校受験を目的に勉強を教えているのが学習塾なのです。

予備校と呼ばれるところは、大学受験を目的に勉強を教えています。
つまり、高校生と浪人生が生徒対象となっているのです。
予備校での講義は、1回の授業で多ければ50人以上の生徒が集まります。
講師が生徒の質問に答えるというようなやり取りはほとんどなく、講師が一方的に講義を進めていくという授業スタイルを取っているとことが多くなっています。
講義を受けている生徒が講師に質問をしたくても生徒が多いことが原因となり質問をすることが難しい場合もあります。
そんなときは、チューターと呼ばれる大学生アルバイトが講師に代わって生徒の質問に答えるという体制が取られています。

学習塾と予備校の違いは、授業を行っている講師にも大きな違いがあります。
学習塾の場合、講師はその学習塾の正社員であることが多く、授業は業務の1つでありその他にもさまざまな業務を行っています。
校舎の予算管理や広告チラシの作成、ホームページの更新、保護者会の資料作成といった業務を生徒が学習塾にやって来るまでの時間に行っているのです。
予備校の講師の場合、講義を行うことだけが仕事になっており、正社員ではなく年間契約の個人事業主というかたちになっていることが多いのです。
予備校の講師には、講義でどれだけ生徒が集まるか、人気を集めるかが求められます。
生徒が集まらなければ翌年以降の契約はありませんし、人気の講師になれば報酬アップを期待することも出来ます。
予備校の講師というのは、講師の中でも講義にのみ特化したプロの要素が非常に強いと言えるでしょう。

また、生徒の進路指導に関しても、学習塾と予備校とでは大きく違ってきます。
学習塾の場合は、授業を受け持っている講師が生徒の進路指導を受け持つことが多くなっています。
生徒の学習能力を直接授業で目の当たりにしていますので、よりその生徒に合った学校を紹介することが出来たり、受験合格に向けた勉強のアドバイスをすることが出来ます。
予備校でも進路指導は行われていますが、講義を行う講師が進路指導をすることはありません。
進路指導担当のスタッフがおり、そのスタッフによって生徒たちの進路指導が行われます。

私立中学受験対策の学習塾と予備校

私立中学の受験対策として子供たちが通うのは、学習塾が多いのではないかと思います。
全国規模で展開をしている大手の学習塾もたくさんあり、それぞれの学習塾によってカリキュラムに特徴があります。
カリキュラムに魅力を感じて学習塾を決める方もいれば、受験する私立中学の受験対策に強い学習塾を決める方もいます。

高校受験対策の学習塾と予備校

高校の受験対策として生徒たちが通うのも、予備校はほとんど存在しておりませんので、一般的には学習塾でしょう。
高校受験対策の学習塾も私立中学受験対策の学習塾と同様に、カリキュラムや希望高校の受験対策に強いかどうかで学習塾を決めることが多いようです。
高校受験対策となると、勉強内容のレベルが高くなることから、学習塾では生徒1人に講師1人でみっちり勉強をする個別指導のコースが展開されているところもたくさんあります。

大学受験対策の学習塾と予備校

大学受験対策として生徒たちが通うのは、一般的には予備校になるのではないでしょうか。
予備校では、大学のレベルに応じた講義が用意されており、生徒たちは自分が受験する大学の受験対策にマッチする講義を受けるのが基本的なスタイルになります。
学習塾での授業とは違い、より受験に特化した勉強を行うのが予備校での講義と言えるでしょう。
学習塾でも大学受験対策を行っていることもありますが、多くの生徒が集まる授業を行っていることはほとんどなく、生徒1人に講師1人の個別指導がメインです。

学習塾や予備校で必要になる費用

受験のために学習塾や予備校に通う場合、費用がいくらかかるかということは、誰もが気になることではないでしょうか。
学習塾や予備校でかかる費用の内訳は、入学金、授業・講義料、テキスト代、模擬試験代、春期講習や夏期講習、冬期講習代など多岐にわたります。
どれだけの授業、講義を受けるかによってもかかる費用は変わってきますが、一般的には年間で100万円程度は必要だと言われています。
学習塾や予備校の中には特待生制度を設けているところも増えてきており、模擬試験などで優秀な成績を収めた生徒は、授業料が免除されるなどの優遇を受けられることもあるようです。

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